太宰府天満宮宝物殿にて行われた菊畑茂久馬展を回想

2020年逝去後初の展覧会が、令和4年3月19日(土)~5月8日(日)太宰府天満宮宝物殿で行われました。
同時に菊畑茂久馬の伴侶「温子」氏が生誕した朝倉市秋月にほどちかい朝倉市佐田のたかき清流館で「小さなアトリエ展」を開催。
太宰府天満宮では大判の完成作品を展示。
朝倉では作品の構想から完成に至るまでの過程を、長男の拓馬氏の解説を交えながら参考資料を展示し、作品とそのバックボーンを知って頂く機会となりました。
ライトを浴びる作品の陰にある、深い閃き、ち密な計算、試行錯誤などの背景を、多少なりとも感じ取って頂けたものと思います。
奇しくも、小さなアトリエ展開催日の令和4年5月5日、同時開催を見届けたかのように他界。
夫茂久馬氏の1周忌間近のこと、同い年で仲の良かったおふたりらしいエンディングだったのかも知れません。

今後も、菊畑茂久馬の作品と生き様を紹介してまいりますので、末永くお付き合いくださいませ。

菊畑茂久馬展@太宰府天満宮宝物殿 2022